北朝鮮の兵士はドローンの怖さをよく知らない…ロシアのクルスク地方で大きな損害(海外)
ロシアにいる北朝鮮部隊は、ドローンが危険で、自分たちは無防備であることを認識していないとウクライナ兵が述べた。 彼らはクルスクでウクライナ兵と戦っているとアメリカおよびウクライナ当局は伝えている。 この戦闘のため、クルスク地方では数百人が死傷したとあるアメリカ当局者は述べた。 ウクライナ当局と兵士たちがワシントン・ポストに、北朝鮮の部隊はドローンに命を奪われることが多く、ドローンが危険だと考えていないようだと語った。証言によると、ロシアの侵攻を支援するために金正恩総書記が送り込んだ部隊のドローンの知識は、明らかに劣っているという。 ドローンの普及と有効性は、ウクライナにおける戦争の特徴であり、経験豊富な兵士たちはBusiness Insiderに対し、ドローンのさまざまな恐怖について語っている。だが、北朝鮮の部隊は戦争に加わったばかりで、言葉の壁もあって孤立しており、それを前提としたアプローチをしていないようだ。 ロシアのクルスク地方で戦っているウクライナ兵3人はワシントン・ポストに対し、ドローンその他の武器で防御されたウクライナ陣地に北朝鮮軍と思われる部隊が波状攻撃を仕掛けてきたと語った。 「非常に驚いた。そういうものは見たことがなかったからだ。4、50人が戦場をを駆け抜けていた」と、あるドローン部隊の司令官はワシントン・ポストに語った。 「FPVドローン、大砲、その他の武器が彼らを襲った。戦場を動き回っていたからだ」と彼は述べた。 「結果は想像できるだろう」 別のドローン操縦士、アルテム(Artem)はワシントン・ポストに対し、北朝鮮部隊はドローンから逃げるのではなく、ドローンを「見境なく」撃ったり、動き回ったりしていたと語った。そしてその多くが命を落としたという。 夜間のドローン作戦中、アルテムは赤外線カメラで3人の兵士を認識し、うち1人は仕留められると見込んでいた。しかし、他の2人も反応が鈍く、仲間とともに3人全員を攻撃した。 彼はその体験を「異様」と表現し「コンピューターのシミュレーターをイージー・モードでプレーしているように感じたのは初めてだ」と付け加えた。
Thibault Spirlet