「AIに返されたみたいな」山崎怜奈 都知事選で一蹴された石丸伸二氏への本音?いまだ解けない両者の“齟齬”
12月5日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に、元乃木坂46でタレントの山崎怜奈(27)が出演。自らの政治発言を反省するなかで、今年7月の東京都知事選挙で2位に躍進した石丸伸二氏(42)との“バトル”を想起させる発言があった。 【投稿あり】“バトル”直後に漏らしていた「本音」 番組中盤の『今ならわかる 私間違ってました発表会』というコーナーで、「専門家でもない人間がメディアでフランクに政治の話をしても受け入れてもらえる世の中になったと思っていたけど 私、間違ってました」と紹介された山崎。 MCのオードリー・若林正恭(46)から「そういう世の中には、まだなってないですか?」と問われると、「高尚な人間だけがしゃべりたい奴だから、何でもない人間がしゃべると、『うっせぇお前黙ってろ』って枠がうじゃうじゃ沸くっていう」と率直にコメント。 「私、自分が正解だと思ってないんで、基本的に質問するんですよ。その質問が変にコタツ記事に切り取られて、炎上してるんですよ」と続け、こう主張した。 「でもそうやってフランクに、自分たちの生活に直結する話ができた方が本当はいいじゃないですか。“高尚な賢い人だけがしゃべっていいもの”、みたいになっちゃうから。だからとっつきにくいのに、経験のない何者かよくわからない『タレント』っていう肩書の人間がふわっとしゃべると、すっごい怒られる」 すると若林が、「しゃべっていいかわかんないけどさ、選挙の時もさ、向こうの人がシュートしかけてくるけどさ、向こうの人はさ、ハシゴを外す作業じゃん。でも番組の出演者として、番組作りも何%か入るじゃん。みんなが聞きたいことだから聞くとか。向こうは有利だよね? 完全に」と質問。 山崎は具体的な人物名は挙げなかったが、「私、記者じゃないから、そんなシュート打たれても(困る)。もうちょっと血の通った人間だと思って会話してたのに、なんかAIに返されたみたいな。寂しい気持ちになるというか、全然私は怒ってはいないけど、すごく悲しいと思って」と“意味深”に語ったのだった。 これに若林は理解を示していたが、山崎の発言を取り上げたニュースのコメント欄やXでは彼女の姿勢を疑問視する声も上がっている。 《一度、直接会って対談すればいいのに》 《陰でグチグチ言うのはあまり印象良くないですよ》 《一度石丸さんに連絡して話し合って誤解を解いた方がいいよ》 こうした声が上がってしまうのは、選挙特番で石丸氏とのやりとりが物議を醸したことが影響しているからだろう。 「石丸さんは都知事選の投開票直後に、『Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP』(フジテレビ系)にリモート出演。スタジオから山崎さんが公約における都政と国政の比重の違いについて質問したところ、石丸さんから『前提のくだりが全く正しくないなという風に感じましたよ』と一蹴されてしまったのです。山崎さんは『すみません、不勉強で』と謝罪していましたが、SNSでは石丸さんの態度を“高圧的”と批判する声のほか、山崎さんに対しても“知識不足”と指摘する声が上がっていました」(テレビ誌ライター) そんな石丸氏と山崎だが、現在に至るまで直接対談などは実現されていない。そうしたこともあり、両者の間に生じた“齟齬”は解消されていないようだ。 「石丸さんは選挙直後に出演した『Abema Prime』(ABEMA)で、山崎さんとのやりとりを振り返り、『選挙特番で限られた枠の中で出てくるのは当然、プロの方だと思って』と明かしていました。また、リモート先から出演した石丸さんに届いていたのは音声のみで、映像は届いていなかったそうです。それだけに、山崎さんがどのような人物かもわからなかったといいます。 またYouTubeチャンネル『ReHacQ-リハック-【公式】』でも、石丸さんは山崎さんへの厳しい対応について説明していました。人とコミュニケーションをとる際は相手の言葉や仕草を模倣する“ミラーリング”をし、『善意には善意で、敵意には敵意で返す』とのこと。山崎さんは事前勉強をして選挙特番に臨んだようですから、時間に余裕を持った対談であれば、お互いに歩み寄れる部分もあるのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター) 選挙特番ではたった1分ほどの会話を交わしただけの2人。わだかまりが解ける日はやってくるだろうか。