中国戦とバーレーン戦はメンバー外、FC東京では不動のレギュラーではないが、信じられないほどの存在感。長友佑都はきっと10月の日本代表メンバーにも選ばれる【コラム】
「勿体無い」との感覚はない
10月のワールドカップ・アジア最終予選(10日にサウジアラビア戦、15日にオーストラリア戦)を戦う日本代表のメンバー発表が近づいてきた。10月3日、果たして誰が選ばれるのか、サプライズはあるのか。 【画像】ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーらを一挙紹介! ベースとなるのは間違いなく9月の招集メンバー。中国、バーレーンにいずれも圧勝し、文句なしの結果を出したのだから、大幅な変更は絶対にあり得ない。そして長友佑都もきっと選ばれる。 このベテランに貴重な1枠を割くのは勿体無いとの声もあるが、そもそも中国戦もバーレーン戦も登録23人の中には入っていない。「招集メンバー=23人」ではなく、9月で言えば27人のうちの1人なのだから、個人的には「勿体無い」との感覚はない。 むしろ、長友は今の森保ジャパンに必要な人材だと考えている。全体練習では信じられないほどの存在感でチームを盛り上げる姿を見ると、そんな結論に行き着く。 チームという組織を上手く回すためには上手い選手だけ呼んでもおそらくダメ。長友のようにイジり役にもイジられ役にもなれるプレーヤーが実は重要で、こういう人材がいるとチームは上手く回る傾向にある。 本人からすれば、ムードメーカーで呼ばれているわけではないと、そんな自負があるはずだ。そこはピッチで証明してもらえればいい。現在FC東京で不動のレギュラーでないのに日本代表に招集されるのはおかしいとの見方を封じる意味でも、奮起してほしい。 文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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