小林製薬 2024年12月期純利益40.5%減 紅麹事業からの撤退表明
小林製薬は8日、紅麹サプリの健康被害の問題を受けて、紅麹関連事業から撤退することを発表しました。また、同日発表した2024年1-6月期の決算では売上高は前年同期比0.7%減の731億円、純利益は前年同期比81.7%減の14億円となりました。紅麹関連製品の回収や広告中止の影響で、既存品の売り上げが減ったことが主な要因です。また製品回収などにかかる費用として新たに40億円の特別損失を計上しました。未定としていた今期の業績予想にいては、純利益が前期比40.5%減の121億円、売上高が2.6%減の1690億円なる見通しだとしました。