「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」キャンプ体験&鹿沼観光ルポ【vol.02】
栃木県の中央部に位置する鹿沼市に誕生した「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」。日本のキャンプを知り尽くしたスノーピークが手掛ける同施設は、東京から100km圏内とアクセスしやすいのも大きな魅力です。ソトラバ編集部ではキャンプ体験ルポの第二弾として、引き続き施設紹介や近隣の観光&レジャースポットをレポートします。 【写真】「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」の各施設を見る(全35枚)
キャンプスタイルに合わせてプランが選べる
キャンプエリアは開放的なフリーサイトをはじめ、深い緑に囲まれた林間区画サイト、電化製品の利用に最適な電源区画サイトなど、全部で87サイトを用意。また、初めてキャンプするファミリーや小さなお子さま連れでも安心して宿泊できる洗面・トイレ付きのモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」が4棟あり、リゾート&アウトドア気分を満喫することができます。 初心者キャンパーの方には、キャンプ道具をレンタルする手ぶらでキャンプが楽しめる「手ぶらCAMPプラン」、BBQに必要な道具を食材付きでレンタルできる「手ぶらBBQプラン」を利用することも可能。キャンプサイトには2つのサニタリー棟が用意され、温水が利用できる炊事場や24時間利用OKの男女別のシャワールーム、洗濯機、充電スペースも完備しています。
遊びや食、温泉&サウナが満喫できます
森林資材に恵まれた栃木県鹿沼市に開業したということもあり、「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」の管理棟は、木材を巧みつかった美しいつくりが目を惹きます。棟内にはスノーピークの直営ストアや上南摩そばが楽しめる日本蕎麦店「竜がい」、自家焙煎のスペシャルコーヒーを提供する人気の珈琲店「日光珈琲6」が軒を連ね、キャンプの合間に利用することができます。 また、同施設には温浴施設としてスパも併設され、内湯と露天風呂を設けた大浴場とサウナルームも完備。キャンプと温泉を同時に楽しめるのも見逃せないポイントです(※キャンプ利用以外の方でも利用できます)。
南摩ダムの湖面でカヌーやジップラインも計画
キャンプを知り尽くしたスノーピークがプロデュースする「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」ですが、拠点となる鹿沼市には魅力的なスポットが充実しています。 同施設に隣接する山間には南摩ダムの建設が進められ、完成後はカヌーやボート等の湖面利用、山間を渡るジップラインなども計画されているとのこと。今後は豊かな自然を利用したレジャーリゾートして期待され、常に進化し続ける環境はキャンパーやアウトドマンからも注目を集めています。
栃木の伝統文化を学び、いちご狩りもおすすめ
市街地には栃木の歴史が残され、日光東照宮の修営に携わった職人たちが居住していた鹿沼には、古き時代の伝統工芸が脈々と息づいており、江戸時代から続く「鹿沼秋祭り」では荘厳な彫刻を施した屋台が街を練り歩くことで有名です。 その屋台を見学できる「彫刻屋台展示館」や、鹿沼市の伝統工芸品「鹿沼組子」が体験できる「木のふるさと伝統工芸館」では、歴史を学びなら体験できる施設として楽しむことができます。また、栃木県は「とちおとめ」の生産地としても知られていますが、いちご狩りが楽しめる観光農園が点在しており、「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」をベース基地とし、鹿沼の魅力を堪能してはいかがでしょうか。
並木政孝