「香り」で台湾を楽しむ! 台湾らしい素材で作り上げた 香水とピロースプレー
3種類のお茶の香りを表現した香水
奉茶シリーズ ◆沁香 66mL 3,850元 ◆玉香 66mL 3,850元 ◆暗香 66mL 3,850元 ◆3本入り 各3mL 1,680元 「奉茶」シリーズは3種類のお茶をイメージした香水です。爽やかな凍頂烏龍茶の「沁香」、蜜のような甘さがある東方美人茶の「玉香」。このほか、老茶(長い歳月寝かせた熟成烏龍茶)をイメージした「暗香」。こちらは梅や生薬のような香りがします。 この「暗香」は、2022年に催された世界的な嗅覚アートアワード「The Art and Olfaction Awards」においてアジアで唯一、「INDEPENDENT AWARD」を受賞している香水です。 このシリーズを購入すると、香水瓶を茶筒に模した箱に入れてもらえます。3mLのミニサイズを3種類組み合わせたものは小さな茶缶に入っており、こちらはお土産に手ごろです。 ちなみに「奉茶」とはその昔、路上や木陰などにやかんを置いて、通りすがりの人にお茶を振る舞っていた台湾の風習を指します。
夢の中で台湾を旅する!? ピロースプレー
◆ピロースプレー 30mL 680元 コロナ禍で開発された大人気シリーズ。当初は3種類でしたが、現在は7種類に増えています。「大稻埕」「淡水」「陽明山」「阿里山」「日月潭」「墾丁」「富里」といった景勝地をイメージした香りとなっています。 たとえば、「大稻埕」はかつて茶葉の貿易で栄えた土地であり、縁結びの神様がいる寺廟でも知られています。これは茶葉や線香の香りがベースとなっています。 そのほか、台北郊外の河口に開けた「淡水」は、湿り気のある空気や海から吹く潮風の香りが表現されています。 さらに台湾中部に位置する「阿里山」は、台湾ヒノキや針葉樹林、ハーブの香りを組み合わせており、森林浴をしているかのような気分になります。 自分が訪ねたことのある思い出の地や、これから訪ねてみたい景勝地を選んでみるといいでしょう。 寝る前に枕にシュッと吹きかけるだけで、夢の中で台湾旅行を楽しめるはず。洋服などに用いるのもOKです。 P.Seven茶香水(ピー・セブン ツァーシアンスェイ) 所在地 台北市大安區永康街12巷4號(コンセプトストア) 電話番号 02-2395-7077 営業時間 10:00~21:00 定休日 無休 アクセス MRT東門駅5番出口から徒歩約6分 (日本語版サイト) ※台北市内にはショッピングモールの「微風廣場」に旗艦店があるほか、「台北101」の89階にある展望台にも専用ブースがあります。そのほか、「來好LAI HAO」や「0km山物所」、松山文創園區内の「設計點Design Pin」といったセレクトショップ、「遠東SOGO台北忠孝館」や「新光三越台北信義新天地A11」などの百貨店、「台北市立美術館」でも扱いがあります。日本では東京・日本橋の「誠品生活」に店舗をもちます。 片倉真理(かたくら まり) 台湾在住ライター。1999年から台湾に暮らし、台湾に関するガイドブックや書籍の執筆、製作に携わる。そのほか、機内誌への寄稿や女性誌のコーディネートなども手がけている。
片倉 真理