長崎が鹿児島に4-1で勝利(Getty Images)

[10.27 J2第36節 長崎 4-1 鹿児島 ピースタ] 　J2第36節が27日に開催され、3位V・ファーレン長崎は本拠地で19位鹿児島ユナイテッドFCを4-1で下した。引き分け以下なら首位横浜FCと2位清水エスパルスのJ1自動昇格が決まる可能性があったが、望みをつなぐ勝ち点3を獲得。一方、敗れた鹿児島はJ2復帰1年目でJ3自動降格圏内の18位以下が確定した。 【写真】横浜FC応援の15歳女優が初水着グラビア→いきなりヤンマガ1位 　ホームの長崎は前半14分に早くも先制。敵陣でボールを奪い返した流れからFWマルコス・ギリェルメがペナルティエリア左へパスを送り、受けたMF名倉巧が右足でシュートを放つ。GKに触られながらもゴール右に突き刺さり、リーグ戦で2シーズンぶりの得点を挙げた。 　前半43分にはMFマテウス・ジェズスがペナルティエリア手前右で1人をかわし、左足で巻いたシュート。左ポストに当たってネットが揺れ、リードを2点に広げた。 　3戦連発のM・ジェズスは後半12分にもゴールを奪取。自陣の右サイドでクリアボールに反応し、ジャンプしながら頭で前へ飛ばす。これに自ら走り込み、マークを振り切ってペナルティエリア内へ。戻ってきたDFとの1対1から左へ持ち出し、左足でゴール右に流し込んだ。 　M・ジェズスはチームトップの今季16得点目を記録。3-0とした長崎だったが、後半16分に鹿児島のMF田中渉にヘディングで1点を返される。 　それでも後半36分、ドリブルでペナルティエリア左に運んだMF松澤海斗が右足でゴール前へ蹴り込み、GKの前に入ったDF増山朝陽が右足でプッシュ。増山の今季4点目で4-1とした長崎が3連勝を飾った。 　この結果、長崎は3位以上が決定するとともに、残り2試合で首位横浜FCと暫定5ポイント差、2位清水とは暫定4ポイント差。他会場で1時間後にキックオフを迎えた横浜FCと清水は、勝利した場合のみ今節の自動昇格が決まる状況となっている。