日本学園、後半ATに同点弾 PK戦の末に都立駒場を下す
令和5年度東京新人戦(新人選手権大会)第6地区の準決勝が3月17日に開催され、都立駒場と日本学園が対戦。勝てば関東大会東京予選出場が決まる一戦は、日本学園が劇的勝利を果たした。 【フォトギャラリー】都立駒場 vs 日本学園 立ち上がりから都立駒場に押し込まれる時間帯が続く日本学園は、開始3分でPKを献上。これを都立駒場のMF11船山心(2年)に決められ先制を許してしまう。さらに日本学園は21分、自陣エリアでパスミスを犯し、シュートを放たれるもこれはGK正面でピンチを逃れる。以降は日本学園が互角の展開に持ち込み前半を折り返す。 後半に入ると膠着状態が続き、試合は終盤戦へ。すると試合終了間際の40+3分、日本学園はMF6岡福学士(2年)がクロスからの折り返しを決めて、土壇場で同点に追いつき延長戦に持ち込む。その後突入した10分ハーフの延長戦では決着は着かず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。結局、これを3-1で制した日本学園が劇的勝利で関東予選への出場権を手にした。 (文・写真=田原豊)