子ども向け解熱薬を自主回収 15万箱、健康被害なし
富山県上市町の薬販売「池田模範堂」は12日、子ども向けの解熱薬「ムヒのこども解熱鎮痛顆粒」15万1220箱を自主回収すると発表した。顆粒の入った小袋に穴があくなどの事例があり、薬の有効性に懸念があるため。同社は「安全性に問題はなく、健康被害の報告はない」としている。 【画像】「市販薬より処方薬が効く」は本当か 病院に行くべき適切なタイミングとは
回収対象は箱の底面に記載されている使用期限が2025年5~12月の全製品。富山県内の工場で製造され、全国で販売されていた。購入者から指摘があり、判明した。 問い合わせは通話無料の回収受付窓口、電話(0120)643061。平日の午前9時から午後5時まで受け付ける。同社ウェブサイトからも手続き可能。