ハーパーなど、エリザベス女王杯1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース
11月10日(日)に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯(2200m)。先週日曜日に特別登録が行われ、すでに19頭がエントリーしているが、その各馬が今朝31日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。 【写真】ハーパーのこれまでの軌跡 今年に入ってからの3戦、すべて二桁着順のハーパー(栗東・友道康夫厩舎)はブリンカーを着用しての追い切り。岩田望来騎手(レースでは武豊騎手が騎乗)が跨り、オールセインツとヴィゴラスダンサーを最後方から追走したが、最後の直線では一瞬で2頭を追い抜いて最先着した。 時計は6F82.6~5F66.7~4F51.4~3F36.5~2F22.4~1F11.1秒。動きに関しては文句なし。あとは実戦でもその効果があるかどうかといったところ。 今年の福島牝馬Sの勝ち馬コスタボニータ(栗東・杉山佳明厩舎)はCWでの3頭併せ。いつもの厩舎のパターンでBコースを半周した後、長岡禎仁騎手(レースは松山弘平騎手)が跨り、2コーナーから入場しての追い切り。 ナイトアクアリウム、ミニトランザットが先行して、それらを追いかけての最後方。最後の直線に向いてからの手応えも楽で、しっかり加速して最後は食い下がるミニトランザットにきっちり先着。時計は6F85.2~5F68.7~4F53.2~3F37.1~2F22.6~1F11.3秒だった。 (取材・文:井内利彰)