ワークマンの「超撥水」を超える「プレミアム超撥水」のこだわりの機能を徹底解剖
羽倉: また、岩や木々から手を守れるように手の甲部分が長くなっていたり、
袖口にインナーを設けて雨風が入りづらくしたりするなど、ディテールにもこだわっています。
山田: 「プレミアム超撥水ソフトシェルトレックパンツ」にも、たくさんの機能がありそうですね。
羽倉: そうですね。まず、太ももの大容量ポケットを含め、
全部で6つポケットを設けて収納力を高めています。
羽倉: ウエストは面ファスナーで体にフィットする仕様になっています。
羽倉: トレッキングの要となる、足元にはかなりこだわりました。シューレースに引っ掛けるフックが付いており、泥や小石が中に入ることを防ぎます。
羽倉: また、裾のファスナーとドローコードを調節することで、
シューズに合わせたフィット感が得られます。
オフィスで役立つ?トレッキングウエアの静音性
山田: 「プレミアム超撥水」にはその他にも多数の機能が搭載されていますが、静音性という見慣れない言葉もありますね。 羽倉: この静音性のアイディアは、オフィスでの私の実体験から生まれたんです。 私は自分が担当するレインウエアを仕事中に着用することが結構あるんですが、静かなオフィスを歩いていると、ウエアが擦れてシャカシャカという音がしてしまうんですよ。 そのシャカシャカ音を耳にした同僚に「あ、羽倉が来た」なんて言われたりするので、ちょっと恥ずかしかったりしていたんです(笑)。 山田: これまで「音」という要素は服の機能としてはほとんど考慮されてこなかったかもしれません。 オフィスでレインウエアを着る人はあまりいないかもしれませんが(笑)、トレッキングのときにちょっとした物音や動物の鳴き声などに気づきやすくなるでしょうし、普段使いするときもうれしいですね。