YMOの『TECHNODON』がサブスク配信開始、東京ドームライブ音源やリミックス版も同時解禁
Yellow Magic Orchestra(以下YMO)が1993年にリリースした8枚目のオリジナル・アルバム『TECHNODON』。2020年に砂原良徳によりオリジナルのアナログテープからリマスタリングされた同作の音源が、本日12月11日(水)にサブスク解禁された。 【全ての写真】一挙にサブスク解禁されたYMOの名盤『TECHNODON』関連作品のジャケット写真 YMOは細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一によるテクノポップ・グループ。1978年のデビューから46年、今もなお世界中の数多くのアーティストに大きな影響を与え続けている。YMOは1983年に“散開”するが、1993年に“再生”(再結成)を発表。『TECHNODON』は再生後に発表された唯一のオリジナル・アルバムとなり、収録曲である「ポケットが虹でいっぱい(Pocketful of Rainbows)」や「BE A SUPERMAN」などで当時の最新テクノ・サウンドが大胆に取り入れられている。 また、関連作品として『TECNODON LIVE』と『TECHNODON REMIXES I&II』の2作品も同時にサブスク配信解禁。『TECNODON LIVE』は1993年6月10日・11日に行われた東京ドーム公演を収めたライブ・アルバムで、『TECHNODON REMIXES I&II』は『TECHNODON』収録曲のリミックス・ヴァージョンを収めた『TECHNODON REMIXES I』と『同II』(共に1993年発表)の2作品をひとつにコンパイルしたアルバムとなる。 『TECHNODON REMIXES I&II』のリミックスを手掛けたのはテイ・トウワ、ゴウ・ホトダ&フランソワ・ケヴォーキアン、そしてジ・オーブ。彼らによる時に原型をとどめない大胆な仕事ぶりも聴きどころだ。さらに今回は1993年にシングルとしてリリースされたアルバム・バージョンと異なるアレンジの「ポケットが虹でいっぱい」とアルバムからシングルカットされた「BE A SUPERMAN/東風/FIRECRACKER」もサブスク音源にラインナップされており、カップリングの「東風」/「FIRECRACKER」はともに『TECNODON LIVE』からの収録となる。