【子どもと相性がいい塾の見つけ方】高い合格率を誇る進学教室「SAPIX」の“真実” 向いているのは競争意識がある優等生タイプ!?
中学受験勉強で役立つ勉強の方法や、すぐに実践できるコツなどをYouTubeチャンネル「ホンネで中学受験」で発信しているユウシンさん。 【グラフで見る】大手4大塾を徹底解説!レベルの高い塾、宿題が多い塾はどこ? そんなユウシンさんの著書『SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー 中学受験4大塾でがんばるわが子の合格サポート戦略』は、塾別・学年別・科目別にサポートし、お子さんを合格に導く上手な塾の使いこなし方がわかる1冊! 既にお子さんが4大塾に通っている親御さん、どの4大塾に通わせようか悩める親御さんは必読です! 今回はその著書の中から「4大塾の分析と相性-SAPIX-」というトピックスをピックアップ。高い合格実績を誇る進学教室「SAPIX」の特徴と、どんなお子さまにオススメな塾なのかを紐解きます。
4大塾の分析と相性 -SAPIX-
【指導方針】 復習主義 SAPIX は、授業でその週の内容に初めて触れ、その後に宿題をこなすことで復習するというサイクルです。毎週ごとに使用教材が配布されるため、物理的に予習できない仕様になっています。
【指導方針】少人数双方向の討論形式
SAPIX の授業の特徴として、まず「少人数」であることが挙げられます。1クラスあたり、だいたい15 ~20 名ほど。その少人数による黒板を用いた授業の中で、先生との対話を非常に重要視しています。授業中の先生からの問いかけに対して積極的に発言して考えられると、学力アップにかなりの効力を発揮すると言えます。
【システム】テスト
SAPIX には、「マンスリーテスト」という月例テストがあります。だいたい3~4週分の範囲から出題されます。このマンスリーテストの結果で、クラスの昇降が決まります。 クラスの昇降は、多くのSAPIX 生にとっての目標となります。毎週の宿題とテスト対策をしながら、マンスリーテストに全力を注ぐというのがSAPIX 生のイメージです。 また、「組分けテスト」という範囲なしのテストも年に数回行われます。マンスリーテストはクラスの昇降幅が上下2、3クラスですが、組分けテストは際限なくクラスアップすることもクラスダウンすることもあります。 「塾のテストなんか関係ない」と思える受験直前の時期になるまでは、マンスリーテストと組分けテストでどこまで成績を取れるかというのが、最大の目標になるのです「