ベラジオオペラ、有馬記念2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース
12月22日(日)に中山競馬場、芝2500mで行われる有馬記念。そのファン投票、第2回中間発表では18万票を超える得票数で3位につけているベラジオオペラ(栗東・上村洋行厩舎)。前走天皇賞(秋)は6着に敗れているが、次走はここへの出走を予定しており、今朝4日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。 【写真】ベラジオオペラのこれまでの軌跡 朝一番のCWで上村洋行調教師が跨って3頭併せ。ガロンヌ、ベラジオガルフが先行して、最後方から追走。向正面で先頭との差は4馬身くらい。少し行きたがるかなと思うようなペースになったが、しっかりと折り合って走ることはできていた。 3コーナーを抜けて、4コーナーでは前2頭が少しだけラップを速めたため、ベラジオオペラが少しだけ前との差があいたが、最後の直線は最内から前に並びかけていったので、難なく前との差を詰めていく。ラスト300m付近ではもう先頭に立っていて、後ろを突き放して先着のゴールだった。 時計は6F80.9~5F65.7~4F50.7~3F35.4~2F22.3~1F11.5秒。前2頭を抜き去った箇所のラップが10.8秒。一瞬の加速力はさすがだし、それができる現状ということで状態は良いはず。それでもまだレースまで日があるだけに、来週以降、どのくらい上げてくるのか楽しみなところ。 (取材・文:井内利彰)