【広島】オリにFA移籍の九里の補償結論は年明け 鈴木本部長「調査はしている」昨年は人的補償で日高を獲得
広島の鈴木清明球団本部長(70)が26日、オリックスにFA移籍した九里の補償について、年明けに速やかに結論を下す考えを示した。昨オフ、同様に西川がオリックスにFA移籍した。1年前から28選手のプロテクトリストに大幅な違いはないとみられる。「(昨年すでに)調査はしている。人的がいまいちだと思ったら金銭にする」と、改めてリストを確認した上で精査を進めていく。 【写真】九里亜蓮、最後の赤ユニ姿 この日、オリックスと九里の契約締結が公示された。広島は2週間後を期限にプロテクトリストを受け取り、公示から40日以内が補償の返答期限となる。すでに支配下登録選手が68人と残り枠が限られているものの、人的と金銭の両面で検討していく。 球団は、この日が仕事納め。今季チームは9月4日まで首位をキープしながら、9月に球団ワーストの月間20敗(5勝)という歴史的失速で4位に沈んだ。鈴木本部長は、2025年シーズンに向けて「(背番号25の新井監督が)胴上げされる姿を見てみたい。(背番号20の)栗林が抑えて、新井監督を胴上げ」と、7年ぶりのリーグ優勝を願った。
報知新聞社