福島市森合地区を文化の香る街に 11月2日から「アートストリートふくしま」 スケッチや鉄道ジオラマ展など
福島市森合地区を文化の香る街として盛り上げるイベント「アートストリートふくしま」は11月2日から4日まで、同地区の県立美術館前の並木通りなどで催される。スケッチイベントや日本画家・斎正機さんのオリジナル作品展示のほか、福島交通飯坂線の100周年記念の写真展や鉄道ジオラマ展など多彩な企画を繰り広げる。 実行委員会の主催。スケッチイベントは2、3の両日実施し、当日の参加も受け付ける。飯坂線の美術館図書館前駅では2日から4日まで斎正機さんのオリジナル作品を駅舎に展示する。 県登録有形文化財・瓶子家住宅主屋では2日から4日まで、飯坂線100周年記念写真展を開く。会場には市内の草刈高雄さんが製作した、飯坂線の初代車両の模型を展示する。初代車両の図面から型紙を作り、当時の木製だった車両を忠実に再現している。 福島大の厚生施設「如春荘」では3、4の両日、野外スケッチ参加者の作品を展示するほか、鉄道ジオラマ展を開く。市内の小原治さんが四季折々の里山を表現した作品と市内の舞木善男さんが作製した箱庭型のジオラマ、合わせて約20点を展示する。
いずれの会場も入場無料で、時間は午前11時から午後3時まで。 (県北版)