「骨太の方針」など3計画、政府が閣議決定…賃上げで「新たな経済ステージ」目指す
政府は21日、今後の重要政策の方向性を示す「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」や、成長戦略「新しい資本主義実行計画」の改訂版、「規制改革実施計画」の3計画を持ち回り閣議で決定した。
骨太の方針では副題を「賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現」とし、労働市場改革などによる所得増や賃上げ定着でデフレから完全脱却し、「新たな経済ステージへの移行」を目指すとした。新たに2025~30年度の6か年計画「経済・財政新生計画」も盛り込んだ。