新潟放送

北陸地方は28日昼過ぎから29日にかけて大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想より発達したり停滞したりした場合は“警報級の大雨”の恐れがあるとして、新潟地方気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼び掛けています。 【画像】今後の雨風シミュレーション　7月2日（火）まで（3時間ごと） 気象台によりますと、梅雨前線の北上や前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、北陸地方では28日昼過ぎから29日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。 雨雲が予想よりも発達したり、停滞したりした場合には警報級の大雨となるおそれがあるということで、今年1月の能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があることから、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるとしています。 ■今後の雨の予想 ▽28日（金）の予想1時間降水量（多い所） 　　新潟　20ミリ 　　富山・石川・福井　30ミリ ▽28日午後6時までの予想24時間降水量（多い所） 　　新潟　30ミリ 　　富山　40ミリ 　　石川　50ミリ 　　福井　80ミリ ▽29日午後6時までの予想24時間降水量（多い所） 　　新潟　80ミリ 　　富山・石川　100ミリ 　　福井　60ミリ 気象台は北陸地方では28日夕方から29日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。 また週明けの7月1日から2日にかけても断続的に雨雲が流れ込んで、大雨となる恐れがあります。今後の気象情報に注意してお過ごしください。