夢は「パパが戦争から帰ってくること」 ウクライナ侵攻から千日、子供らの作文集出版
ロシアによるウクライナ侵攻から千日となったのに合わせ、日本ウクライナ文化交流協会(大阪府八尾市)が企画・編集した「戦時下の子どもたち」が出版された。戦時下のウクライナで暮らす5~14歳の子供ら14人が書いた作文を、原文と日本語訳を併記する形で掲載している。 子供らは、日常の自由で平和な生活が奪われ「恐怖のない場所で再び暮らしたい」「故郷に帰りたい」「私の夢はパパが戦争から帰ってくること」といった思いをつづっている。 同協会の小野元裕会長は「ウクライナに関心を持ち続けてほしい」と話す。A5判32ページで550円。問い合わせは同協会(072・926・5134)。
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