炊飯器を新調したら、妻が「40時間保温できて便利」と言っていてビックリ! 長時間保温して「味」は大丈夫なのでしょうか? 電気代も気になります…
ご飯のおいしい保存方法
さまざまな理由から、炊飯器での長時間保温はあまり好ましいこととはいえません。ただ、炊飯後すぐには食べられないという人もいるでしょう。その場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存することで、ご飯のおいしさを保ちつつ、電気代を節約することができます。 ご飯を冷凍保存する場合は、温かいうちにラップでしっかり包むことが重要です。ラップで包む際、平らにならして包むことで、電子レンジで解凍する際にムラなく温めることができます。粗熱が取れたらラップの上から熱伝導率の良いアルミホイルで包むと、急速に冷凍が進みご飯の劣化を防ぐ効果が期待できます。 冷凍保存をした場合は、2週間以内に食べるようにしましょう。解凍するときは、アルミホイルを外して電子レンジで温めれば、ふっくらとしたおいしいご飯を楽しむことができます。
ご飯を正しく保存しておいしく食べよう
炊飯器の保温機能は便利ですが、電気代やご飯の味を考えると、長時間の保温は避けたほうがよいといえるでしょう。冷凍保存することで、おいしさを保ちつつ電気代の節約にもつながります。すぐに食べられるときは炊きたてのご飯を味わい、時間が空く場合は冷凍するなどしてご飯をおいしく食べてくださいね。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 2024年10月1日 省エネ性能カタログ電子版 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A 経済産業省 資源エネルギー庁 家庭用 省エネ性能カタログ2023年版 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部