〔NY外為〕円、155円台後半(20日朝)
【ニューヨーク時事】20日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが先行し、円相場は1ドル=155円台後半に下落している。午前9時現在は155円70~80銭と、前日午後5時(154円64~74銭)比1円06銭の円安・ドル高。 この日は米主要経済指標の発表がない中、米長期金利の上昇を背景に、海外市場で優勢となった円売り・ドル買いの流れがニューヨーク市場に入ってからも継続している。 ロシアとウクライナの間の緊張が高まったことを受けたリスク回避の円買い・ドル売りが一巡したことも円安・ドル高地合いを支援している。 市場は、この日予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事やボウマン理事の講演内容に注目している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0555~0565ドル(前日午後5時は1.0591~0601ドル)、対円では同164円35~45銭(同163円85~95銭)と、50銭の円安・ユーロ高。