【これは買いかも!?】10万円アンダーの国産アンティークウオッチ3選
業界唯一のアンティーク時計の専門誌「ロービート(LowBEAT)」編集部が毎週水曜日にお届けしているアンティーク時計初心者向けの入門記事。 これまでに、初めて購入する際に何を狙ったら良いのかを、ロレックス、オメガ、IWCとブランド別に解説してきたが、今回は番外編として、“予算10万円”で狙える国産アンティーク”を紹介する。 【画像:各モデルのディテールをもっと見る】
セイコー/52 ロードマチック スペシャル
第二精工舎が開発した薄型自動巻き52系キャリバーを搭載した、ロードマチックのスペシャルバージョン。1970年から製造が開始され、その薄いムーヴメントを生かして様々なケースデザインが展開された。
シチズン/デラックス
シチズン初の“本格的薄型男性用中3針腕時計”として1958年に登場した“デラックス”。当時、同モデルは生産が間に合わないほど好調な売れ行きで、シチズンの公式サイトによると、デラックス1機種で100万個を達成するなど、同社を代表する製品であった。 またいくつかのバリエーションが展開されたが、そのなかでも文字盤に“三ッ星マーク”が入ったものは、特別な調整が施されており、優れた精度を誇った。
セイコー/ラウンドモデル
インデックスなどを一切省いた、シンプルながら存在感のあるデザインが目を引くセイコーの手巻きモデル。ケースデザインもさることながら、文字盤もグレー×ブラックと、左右で異なるユニークな2トーン仕様になっている。
文◎Watch LIFE NEWS編集部