レアル・マドリーホームのクラシコ、観客がヤマルに対して「クソ黒人」など人種差別の言葉を浴びせる
26日に行われたラ・リーガ第11節レアル・マドリー対バルセロナで、バルセロナFWラミン・ヤマルが人種差別および侮辱的な言葉を浴びせられている。 4-0でバルセロナの勝利に終わったこの試合。ヤマルは77分にチームの3点目を決めたが、その際に嘆かわしい言葉をぶつけられることになった。 SNSで流布された複数の映像において、ゴールを祝う17歳FWに対して近くにいた一部の観客は次のように叫んでいた。 「クソッタレの黒人!」 「クソッタレのムーア人!」 「イホ・デ・プータ(クソ野郎、直訳で売春婦の息子)」 「信号待ちの車にハンカチでも売ってろよ、イホ・デ・プータ!」 「クソッタレの黒人!」などいくつかの差別的な言葉は、84分にFWハフィーニャがゴールを決めた際にも繰り返されている。 なお事態を重く見たレアル・マドリーは声明を発表。そうした言葉を発した人物たちを特定し、然るべき手段を講じるとしている。 「レアル・マドリーは人種差別、外国人嫌悪、暴力に関連したあらゆる言動を絶対的に非難し、昨夜スタジアムのコーナー付近で何人かのファンが口にした侮辱的な言葉を残念に思います」 「レアル・マドリーは嘆かわしく卑劣な言動を行った人物を特定し、規律および法的に然るべき手段を講じるための調査を開始しています」