サウジ撃破&最終予選3連勝も…堂安律は次なる戦いを見据える「切り替えていきます」
現地時間10日にFIFAワールドカップ26アジア最終予選・第3節が行われ、日本代表は敵地『キング・アブドゥッラー・スポーツシティ』でサウジアラビア代表と対戦。MF鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)とFW小川航基(NECナイメヘン/オランダ)のゴールによって2-0と勝利を収め、最終予選3連勝を飾った。同試合で右ウイングバックの位置で先発して後半終盤の88分までプレーしたMF堂安律(フライブルク/ドイツ)が、試合後に自身のインスタグラムで喜びの声をつづっている。 【画像】サウジ撃破後に同僚と! 堂安「サポーターの方々ありがとうございました!!」 難敵・サウジアラビア代表とのアウェイ戦に臨んだ日本代表は、前半14分に鎌田のゴールで先制。その後はホームチームに押し込まれる時間が続いたが、集中した守備で失点を許さなかった。後半終盤の81分には、5分前に途中投入されたばかりの小川が決定的な追加点をマーク。そのままサウジアラビア代表の反撃を封じ、2-0で敵地から勝ち点3を持ち帰った。 同試合で右ウイングバックとして先発し、後半開始からは2シャドーの一角にポジションを入れ替えた堂安は、得点こそなかったものの、豊富な運動量でチームに貢献。88分に途中交代するまで、攻守にわたって献身性を示した。試合後、堂安は自身のインスタグラムを更新。ピッチ上でチームメイトたちと撮影した写真を公開し、「アウェイまで駆けつけてくれたサポーターの方々ありがとうございました!!」と感謝の意を表した。 グループ最大のライバルと目されたサウジアラビア代表からしっかりと白星をもぎとった日本代表。だが、堂安はまったく浮かれる様子もなく「次に向けて切り替えていきます」と、早くも次なる戦いを見据えた。 次節、日本代表は15日に『埼玉スタジアム2002』でオーストラリア代表と対戦する。今月からトニー・ポポヴィッチ新監督が率いる同国代表は、現地時間10日の第3節・中国代表戦を3-1で制してアジア最終予選初勝利。首位の日本代表と勝ち点「5」差の2位に浮上している。日本代表とオーストラリア代表の一戦は19:35キックオフ予定だ。
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