停滞するアジア王者…カタール代表の再建を託された元スペイン代表MF新指揮官「全てが決勝戦」「まずはガルフ杯優勝へ」
カタール代表のルイス・ガルシア新監督が決意表明。『ガルフ・タイムズ』が伝える。 これから年末年始のガルフカップへ向かうカタール代表は12日、ティンティン・マルケス監督がW杯アジア最終予選の成績不振で解任され、後任としてアシスタントコーチのルイス・ガルシア氏(43)が内部昇格することに。 元スペイン代表MFのルイス・ガルシア新監督は、ガルフカップ初戦のUAE代表戦(21日)へ向けた前日会見が、事実上の就任会見。今大会を含めた今後へ意欲を語った。 「これまで通り、改善に全力を注いでいく。守備、攻撃、中盤…ゲームのあらゆる側面を観察し、浮かび上がった問題を全員で分析し、攻守のバランスに長けた強固なチームを築く」 「このチームを率いるチャンスが巡ってきたことを嬉しく思わねばならないね。ともかくいまはガルフカップで素晴らしい成果を出すという強い野心に突き動かされているよ」 「選手たちの士気も高い。いかなる試合も重要度に差はなく、全てが決勝戦だ。まずはガルフカップ優勝へ全員に最大限の努力をしてもらう。カタールはアジア杯で優勝したチーム…私は選手たちに出来ることを知っている」 初陣で対戦するUAEとは、W杯アジア最終予選A組で2連敗。ここでUAEに勝利し、監督交代の効果をアピールしたいところである。
超WORLDサッカー!