<電気自動車で日本一周> EVスーパーセブンが北海道に上陸
日本一周の旅はまだ始まったばかり。でも、印象的な出来事が重なっていく。たとえば、十和田湖畔では観光用の駐車場の一角に急速充電器が設置されているが、宿泊したホテルで場所を尋ねた宿のフロントの方は、充電器が設置されていることすら知らなかった。 EVが「すでに使えるクルマである」ことや、「すでに急速充電器がかなり普及していて、でも、さらに充実させる必要があること」を、旅で出会う多くの方に直接お話しするのは、この旅の大きなテーマでもある。 まさに今、経済産業省を中心に全国の地方自治体がEV用充電器の設置拡大計画を進めており、2014年度中には日本国内の急速充電器の設置箇所数は現在の約1800カ所から6000カ所程度に増える見込みになっている。これは単純計算するとすべての市町村におよそ3台づつの急速充電器が設置される規模。電気自動車は充電場所がないという不安は過去のものになる。 電気自動車はエコなクルマとして語られることが多い。でも、エコなだけではなく、スーパーセブンのようなスポーツカーをさらに魅力的にしてくれる、エキサイティングな力をもったクルマでもある。EVスーパーセブンで全国を走り、たくさんの人と出会うことで、EVの楽しさを感じて いただけたら本望だ。 (レポートドライバー:寄本好則) * * * 今後の旅の詳細なルートなどは、特設サイトで公開中。日本一周の旅は、11月17日に東京へゴールするまで続くことになっている。