グラナダが無資格選手起用でコパ・デル・レイ敗退…敗れた5部アロウサが勝ち上がり
グラナダが出場資格のない選手の起用によってコパ・デル・レイ敗退となった。スペイン『マルカ』が伝えている。 グラナダは2日に行われたコパ・デル・レイ1回戦で5部のアロウサと対戦。試合は順当に3-0の勝利を収めた。 しかし、同試合でスタメン出場したスペイン人GKアドリ・ロペス(24)の起用を巡る問題が発覚した。 アドリ・ロペスはグラナダのファーストチーム登録ではなく、リザーブチームにあたるレクレアティーボ・グラナダ(3部)の登録となっている。 コパ・デル・レイはプロのトーナメントとみなされないため、同様の状況にある23歳未満の選手のみがファーストチームの一員としてプレー可能だが、アドリ・ロペスは24歳ということで出場資格がなかった。 そのため、アロウサがスペインサッカー連盟(RFEF)に対戦相手の不正を訴えた結果、グラナダが不戦敗の扱いとなりアロウサが代わって2回戦へ進出する形となった。 なお、グラナダには今後10日間で異議申し立てを行う権利が与えられているが、試合開始30分前にアドリ・ロペス起用のリスクを通知されながらも強行起用した経緯なども、裁定が覆る可能性は非常に低いようだ。
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