【UFC】タイトルマッチ激突のマカチェフとポイエー、バチバチの睨み合い!「世界最強を証明する」(マカチェフ)=前日計量
6月1日(日本時間2日)に米ニュージャージー州ニューアークで開催される『UFC302』の前日計量が行われた。メインイベントのライト級タイトルマッチ(155ポンド/70.3kg)で対戦する、王者のイスラム・マカチェフ(32=ロシア)と挑戦者で同級4位のダスティン・ポイエー(35=米国)が共に155ポンド(70.3kg)で無事に計量をクリアした。 【フォト&動画】マカチェフとポイエー、バチバチ睨み合い!仕上がったボディも 共に仕上がった強靭ボディで登場したマカチェフとポイエー。前日の会見でのフェイスオフで、マカチェフがポイエーの発言に対し「クソとか言うな」と言うと、ポイエーが「顔を近づけるな」などとやり返し一触即発だったが、前日計量後のフェイスオフでも、無言ながらバチバチの睨み合いを行った。 マカチェフは「パウンド・フォー・パウンドの世界最強のファイターがどれほど強いか、明日証明する」と余裕のコメント。 一方のポイエーは「この戦いは私の全てだ。発言の時間は終わりだ。後は戦うだけだ」と強く意気込んだ。 マカチェフは元UFCライト級世界王者ハビブ・ヌルマゴメドフの親友。高いテイクダウン能力とグラウンドワークで、25勝のうち16フィニッシュ(5KO・11一本)を誇る。22年10月の王座決定戦でチャールズ・オリベイラに一本勝ちし新王者に輝くと、アレクサンダー・ヴォルカノフスキーに2連勝し2度の防衛に成功した。 対するポイエーは元同級暫定王者。21年にコナー・マクレガーに2勝しその勢いで王座獲得に挑戦するも、当時の王者チャールズ・オリベイラに一本負けで失敗。過去3試合はジャスティン・ゲイジーにKO負けも、マイケル・チャンドラー、ブノワ・サン=デニにフィニッシュ勝利し勢いに乗っている。 果たして、マカチェフのV3達成か、それともポイエーの悲願の正規王座戴冠か。