初代タイガーマスク、体調不良で「リング上」あいさつ断念も復活を約束「もう少しお待ちください。必ず元気になります」
◆ストロングスタイルプロレス「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.29」(20日、後楽園ホール) 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は20日、後楽園ホールで「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.29」を開催した。 第3試合終了後、初代タイガーと新間寿会長が登場した。闘病中の初代虎は、体調不良でリングに上がることができず車いすに乗ってリングサイドでファンにあいさつした。 新間氏は初代虎の現役時代の激闘とプロレス界への絶大な貢献、さらに89歳を迎えた自らの人生で今も青春時代を思い起こさせてくれることに「本当に心からありがとうという言葉をみなさまの前で言わさせてもらいます。佐山ちゃん、本当にありがとうございました」と感謝した。 初代虎は自身の体調を「本日は、日本一のパーキンソンの先生の病院に行って参りました」とパーキンソン病の疑いがあることを明かし、医師から「佐山さん、これは治りますよ」と告げられたという。そして「もっと元気になりますので、もう少しお待ちください。必ず元気になります」と病と闘うことを約束するとホールは大きなタイガーコールがわき起こった。
報知新聞社