オファーした時の反応は？「結構、喜んでいました」

日韓戦で主将を務めた山下（１番）。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

　日本女子代表は10月26日、『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024』で韓国女子代表と対戦。北川ひかる、藤野あおば、田中美南、谷川萌々子の得点で４－０の完勝を収めた。 【画像】北川・藤野・田中・谷川のゴールでなでしこ大量得点！五輪後初の親善試合は韓国相手に４発快勝！｜国際親善試合 なでしこ ４－０ 韓国女子代表 　なでしこジャパンは４－４－２布陣で先発は以下のとおり。GKは山下杏也加、最終ラインは右から守屋都弥、南萌華、熊谷紗希、北川ひかる、ダブルボランチは長谷川唯と長野風花、サイドハーフは右が藤野あおば、左が中嶋淑乃、２トップは清家貴子と田中美南というラインナップだ。 　この一戦で腕章を託されたのは、長年キャプテンを務めてきた熊谷ではなく、山下だった。 　契約満了で退任した池田太前監督の後任が未定で、今回の韓国戦で８年ぶりに指揮を執った佐々木則夫監督代行は、キャプテン変更の理由を次のように明かした。 「山下選手はこれまでも主軸のゴールキーパーとしていろんな経験を積んできました。そういう意味では、キャプテンという重責をプラスしてプレーさせるのも、彼女がもうひとつステップアップするきっかけになる。後ろでコントロールしている彼女に、もっと言葉で表現できるような経験を積ませたいという部分もありました」 　佐々木監督代行は、試合前日に山下にキャプテンのオファーをしたという。反応はどうだったのか。「結構、喜んでいましたね」と明かし、「しっかりと役目を果たしてくれたんじゃないかなと思います」と、そのリーダーシップを称賛した。 取材・文●渡邊裕樹（サッカーダイジェスト編集部）