乃木坂46、「真夏の全国ツアー」神宮公演でファイナル 「来年は新たな仲間を引き連れて戻ってきます」
乃木坂46が2日~4日の3日間にわたり、東京・明治神宮野球場にて「真夏の全国ツアー2024」東京公演を開催。7月から行なってきたツアーを完走し、大阪、愛知、東京の全7公演で26.5万人を動員した。 【写真】乃木坂46、「真夏の全国ツアー」神宮公演ライブフォト(40枚) ことしは5年ぶりとなるドームツアーを行なった乃木坂46。7月の京セラドーム大阪、8月のバンテリンドームナゴヤでの公演に続き、ファイナルは毎年恒例となる明治神宮野球場で3日間の公演を開催。3日間ともライブ配信もされた。 最終日となる4日の公演は、1曲目からいきなり最新の36thシングル「チートデイ」からスタート。城を模したセットをバックに、プリンセスの衣装に身を包んだメンバーが登場し、センターの井上和が「ついに最終日、盛り上がる準備できてんのか~!」と煽ると観客は声援でレスポンス。ラスサビ前で井上が「ごめんなさ~い!」のせりふを決めると会場が沸く。さらに「太陽ノック」「裸足でSummer」「君に叱られた」「ジコチューで行こう!」と立て続けに「真夏の全国ツアー」には欠かせない夏曲を披露すると、序盤から大盛り上がりとなった。 最初のMCでキャプテンの梅澤美波が「今宵は私たち乃木坂46のメンバーがかわいいプリンセスになって、皆さんを夢の世界へ誘いたいと思います」とあいさつ。「それでは今回登場する32人のプリンセスをご紹介いたします」と振ると、5期生が「17分間」を、4期生が「I see…」を、3期生が「三番目の風」をパフォーマンスしながら、会場のモニターには各メンバーを「◯◯プリンセス」と紹介するキャッチコピーが映し出された。また、きょうで加入8周年を迎える3期生は、1人1人がファンに感謝の言葉を述べた。 “真の乃木坂プリンセス”を決めるべく、期別でバトルする“寸劇”を挟んで楽しませながら、続くユニットブロックでは、久保史緒里、林瑠奈、奥田いろはによる「設定温度」、伊藤理々杏、中村麗乃、吉田綾乃クリスティー、柴田柚菜、筒井あやめによる「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」、与田祐希、賀喜遥香、五百城茉央、小川彩の「ごめんね ずっと・・・」、そして5期生曲の「絶望の一秒前」を井上と中西アルノで披露。各メンバーの歌声をじっくりと聴かせるスタイルで魅了する。ユニット曲は3日間日替わりのセットリストとなり、それぞれの公演でしか見られない特別なものとなった。 五百城、岩本蓮加、奥田が浴衣姿を見せ、ファンをキュンキュンさせるVTRに続いては、メンバーがリアルに浴衣姿で登場。「あらかじめ語られるロマンス」や「ロマンティックいか焼き」などのメドレーを披露し、さらに「ガールズルール」「ひと夏の長さより・・・」と続き、会場は夏一色となった。 メンバーが夏の思い出を語るMCを挟んだところで、36thシングルのアンダーメンバーが、黒を基調としたクールな衣装で姿を現すと、奥田をセンターに「落とし物」を熱の込もったパフォーマンスで見せた。 遠藤らがスタイリッシュなダンスで魅了した「Wilderness world」、中西の“叫び”が神宮に鳴り響いた「Actually…」と続くと、ライブもいよいよラストスパートへ。「おひとりさま天国」「好きというのはロックだぜ!」「夏のFree&Easy」と再び夏曲で畳み掛け、会場のボルテージが高まりきったところで、オーケストラの生演奏をバックにした「シンクロニシティ」「僕が手を叩く方へ」で雰囲気が一転。壮大なスケールで夏の夜に歌声を響かせた。