対馬丸の海上慰霊祭 沖縄県内の小学生が参加
1944年の学童疎開船「対馬丸」の撃沈から80年となるのを前に、対馬丸が沈んだ海域で海上慰霊祭が営まれ、沖縄県内の小学生たちが参加しました。 8月13日に那覇から奄美大島に向かうフェリーの上で執り行われた「対馬丸」の海上慰霊祭には、対馬丸記念会が企画した平和継承プログラムに参加する県内の小学生15人が参加しました。小学生たちは対馬丸が沈んだ海域に向けて黙とうをしたあと、花を投げ入れ、80年前、疎開船とともに沈んだ子どもたちに祈りを捧げました。 ▽ゆたか小学校5年 洲鎌ひなのさん: 「亡くなった方々に私たちが平和を続けていくという気持ちでやりました」 ▽天久小学校5年 知念由依さん: 「あなたたちが巻き込まれた戦争の悲惨さをもう繰り返さないためにいまから奄美大島に行って勉強してきます」 8月14日午後には、多くの犠牲者が流れ着いた奄美大島の宇検村で慰霊祭が予定されていて、子どもたちも参列します。
沖縄テレビ