「ガチャ」に母校愛詰めました! 浜松西高同窓会、学校象徴のデザインをキーホルダーに 100周年記念
浜松市中央区の浜松西高同窓会は、創立100周年を記念して、校章や制服、活躍するOBなど同校を象徴するデザインをあしらった10種類のアクリルキーホルダーを制作した。市内など5カ所に設置したカプセル玩具販売機で〝西高ガチャ〟として扱っている。8日に5千個限定で発売したところ、3日間でOBや在校生を中心に2千個が売れるなど話題となっている。 キーホルダーはカプセルに入る5センチ未満の大きさで、デザインはペンを描いた校章、正門から校舎へ続く東坂、大きな襟の女子制服、応援歌のフレーズなど。ノーベル物理学賞を受賞した天野浩名古屋大教授やグローバル企業のトップらOB6人が集った写真も「自慢の先輩たち」のテーマで取り入れた。 製造協力したのは、知育玩具メーカーでご当地キーホルダー開発も手がけるシャオール(中央区)。同社社長で浜松西高OBの宮地完登さん(46)と同窓会幹部が企画を進めた。宮地さんは「反響にびっくりしている。県外在住のOBからも希望があり、あらためて母校愛を感じた」。14日に市内で行われる記念式典を前に、同窓会副会長の小田木基行さん(72)は「思い出を懐かしんでほしい。一般の方にも学校をPRする機会になれば」と語った。 無くなり次第終了し、収益は同窓会の運営費として活用する。1個税込み300円。販売機の設置場所は遠鉄百貨店(中央区)、浜松科学館(同)、プレ葉ウォーク浜北(浜名区)、サンストリート浜北(同)、ららぽーと磐田(磐田市)の各ガシャココ店内。
静岡新聞社