辻希美「わが子の宿題のリミットが〈あと1日〉と判明!」その時、家族でとった行動は…?
モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は高校生の長女、中学生の長男と小学生の次男、5歳の三男の、4人の子の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載「大好きな人と結婚しよう」、今回のテーマは、〈夏休みの宿題〉です。この連載でお届けするネタとして毎年恒例になりつつある“辻さんち”の宿題事情ですが、今年も波乱が起きた様子。さて、いったいどんな事件があったのでしょうか……。 【こっちもヤバい!】息子から前日に「図工で空き箱が必要」と言われ焦り…! 鈴木亜美が振り返る、長男の小学1年生の生活
大量の宿題を終わらせるために朝4時まで全面協力した話
まだまだ暑い日が続いていますが、9月に入り、やっと夏休みが終わりましたね! 世のママさん、パパさん、大変お疲れさまでした。夏休みは、子どもたちのお昼ごはんをつくる労力もさることながら、規則正しい生活をさせたり、宿題の進み状況を見たり、やってなかったらやるように促したり…… などなどとにかく大変。そんなお話を毎年のようにこの連載でお伝えしていますが、今年もわが家の子どもたちの〈夏休みの宿題事情〉をお伝えさせてください。 まずは、中学生の長男から。夏休みの宿題といえば、「夏休みが終わるまでに終えられていればいいもの」ですよね。いつも通りのそんな思い込みもあったのか、夏休みの終盤に差し掛かってもまだまだ気持ちに余裕があった長男。ですが、学校の提出締め切りよりも早くに“野球部独自の締め切り”があることが判明しました。しかも、その締め切りに間に合わないと試合に出してもらえない(!?)といった、ペナルティ的なものがあるというのです。 しかも! その期限について長男が私に伝えてきたのがそのタイムリミット一日前……(実際には数日の猶予があったのですが、家族旅行に行く直前だったため、一日しかなかったのです)。 いったいどれくらいの宿題が残っているの、と長男に聞いてみました。するとそれがなかなかな量で……。長女は、「え?! マジでやばいやつじゃん」と絶句。私も当然びっくりしましたが、「終わらなかったら旅行に行けない!」ということで、すぐに気持ちを切り替えて宿題のスタートを宣言。そこで戦力になったのが長女とたまたま遊びに来ていた長女の友だちでした。 ありがたいことに、その二人が家庭教師のごとく長男にビシバシと勉強を教えてくれたのです。しかも「早く書く!」「そこで止まらない」などと、お姉さま方に尻を叩かれまくり、すごいスピードは進んでいきました。本人の責任ではありますが、その言いなりっぷり状態がはたから見ているとおかしかったです(笑)。 私はその間何をしていたかというと、絵画の課題にすぐに取り組めるように、絵の具を準備したり、筆を洗っておいたりなど、まるでこの3人のアシスタントかのような動きをしていました(笑)。そしてふと下書きまで済んでいた長男の絵を見てみたら、「手をつないだ人々が地球を囲んでいて、手と手をつなぐ部分がハートになっている」という、なんとも素敵な絵でした。「いい絵じゃん……」と思わず感動しちゃったりもしましたが、すぐに我に返り(苦笑)、宿題のサポートにまわりました。 そんな宿題のラストスパートを走り抜き、すべてが終わったのは朝の4時。長男もよくがんばったと思いますが、つきあってくれた長女にも感謝でいっぱいです。「本当に終わるのか?」「万が一終わらなかったらどうしよう」と気を張っていたから気づかなかったけれど、私もぐったり。ホントに疲れました。