辻希美「わが子の宿題のリミットが〈あと1日〉と判明!」その時、家族でとった行動は…?
完成させた自由研究を自ら使えなくして、別のものを駆け込みで作った次男の夏休みラストデイ
そんなドタバタ劇が繰り広げられた長男とは真逆に、猛烈なスタートダッシュでドリルや調べものなどのお勉強系の宿題を夏休み開始から一週間くらいで終えた次男。夏休み始まってすぐに次男と宿題の話をしたときに「1日〇ページやったら、すぐに終わっちゃうね」なんて“ペース”の話をしたのですが、それがうまくハマった様子。今年は、「宿題をやりなさい」という毎年恒例の小言を一度も言うことがなく、自分の力で終わらせていました。 ただ、自由研究については夏休みの終わりのほうに着手しました。次男は早くからやる気を見せていたのですが、「ママ、手伝って」と言われたときに、今回、購入したビー玉を飛ばすパチンコのようなものつくるキットを開封してみたところ、とんでもなくパーツが細かくて……。細かな作業が苦手な私は、見た目だけでギブアップ! 「ごめん、パパがいるときに一緒にやって」と言ってしまったもので、そこから日が経ってしまったのです。 夏休み終盤になり、パパと一緒に時間をかけ、その自由研究も無事に完成したのですが……。なんとその翌日、次男がなにかを直そうとしたのかパチンコを弾く部分を瞬間接着剤でつけてしまい、使えなくしてしまったのです。でも、私としては、自由研究は制作することが大切なのだから、くっついたママでもいいんじゃない!?という気持ちが。 ですが、まじめな次男は納得しませんでした。「もう1個キットを買って作り直す」と……。そうはいっても、自由研究に使えるキットを購入したことがある方さんならご存じかもしれませんが、夏休みの終わりごろって、その手のキットがめちゃくちゃ品薄なのです。前に買った“パチンコ”と同じものはもうありませんでした。仕方なく別のものを購入し、8月31日に大急ぎでつくるというドタバタ劇が。スマートに宿題を終えられないのは、毎年恒例の“わが家あるある”ですね。
宿題のない長女は夏休みを満喫できたものの、休み明けの課題に追い込まれている真っ最中
小学生のころから、夏休みの宿題を「やりなさい」と言わなくても自分のペースでコンスタントに進めていた長女。今年もそんな感じかな、と思ったのですが、長女の高校は、今回の夏休みは宿題がゼロでした。そのため、夏休みはのんびり過ごすことができたようです。ですが、2学期に入ってから提出する課題があり、夏休みから少し遅れた今のほうが大変そうです。 来年には、末っ子もいよいよ小学生に! きょうだいの上の子たちを振り返ってみると、小学校一年の宿題に苦労したという記憶が。読書感想文や標語など、小学生になりたての子どもに難しい宿題は、親が手伝うというよりは、ほぼ誘導するようなところがあり、それは、もはや親の宿題に近いような……と思ってみたりもします。 また、あの小1の宿題の“壁”がくると思うと、気が重いような、懐かしいような。そんなことを考えていたら、末っ子は、どんな小学生になるのかな~と楽しみになってきました。末っ子は、保育園の持ち物などを「〇〇は持った?」と何度も確認してくるような子です。だから、忘れ物が少ない子になるといいな、と期待しています。上の男子二人はすごい忘れ物が多かったので……(汗)。筆箱を持って行って中身が空など、理解しがたい忘れものもありましたから。 こうやって、夏休みがくるたびに、長女のときは……、長男のときは……、次男のときは……といろいろ思い出しては懐かしむのかな、と。そして、そんな思い出を塗り替えるような“事件”がこれからも毎年起こりそうです(笑)! それでは、また次回お会いしましょう。 構成/金子優子
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