【侍ジャパン】中日・清水達也、「ずっと聞きたかった」戸郷フォークの投げ方学ぶ「毎登板同じ高さから狙った所に落としているイメージ」
「ラグザス presents 第3回 プレミア12」(9~24日)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の清水達也投手(24)=中日=が2日、戸郷翔征投手(24)=巨人=からフォークボールの投げ方を伝授された。「戸郷フォーク」を参考にして、自身の武器でもある落ちる球の再現性を高める。 普段は同じセ・リーグで対戦するライバルも、今はプレミア12の連覇を目指す侍ジャパンのチームメート。日本を代表する投手たちから技術を教わる絶好の機会だ。ブルペンでの投球練習前、清水が向かったのは戸郷のところだった。 「ずっとフォークの投げ方を聞きたかったんです。毎登板同じ高さから狙った所に落としているイメージで、再現性が高いなと思っていました。『今日はフォークが抜ける日だな』というのがあまりない印象です」 ボールを手にした戸郷からフォークの握りや投げるイメージの教えを受けた。「聞いたのは握りとか狙いどころ。すごい感覚の持ち主だと思いました」。1999年生まれの清水にとって、2000年生まれの戸郷は1学年下。しかし、年齢は関係ない。最多奪三振のタイトルを2度獲得しているフォークの使い手の技を少しでも吸収したかった。 清水にとっても、フォークは大きな武器の一つだ。今季の全投球の3割以上を落ち球が占めており、2ストライクに追い込んだ時の割合は5割に達する。決め球の調子の波を小さくすることができれば、より安定したパフォーマンスにつながっていく。 教えを請うた後はすぐブルペンでフォークを含めた31球を投げて確認した。
中日スポーツ