洗面台のイメージ画像（photoAC）

学生時代によく使う習字セット。筆を自宅で洗うと、洗面台が墨まみれに……！ という経験をした方もいるのではないでしょうか？ 【画像で見る】「洗面台を汚さない」習字の筆の洗い方 そんな時に役立つ「洗面台を汚さずに筆を洗う方法」がSNS上で話題になっています。

ペットボトルを使うだけ！

その裏技とは、「空のペットボトルを使って洗う」というもの。 ペットボトルの中で洗うことで、汚れが洗面台に飛び散らずに筆を洗うことができるのだそうです。 このライフハックは、2021年の全日本書芸文化院のブログでも紹介されています。 本当に汚れないのか、実際に洗って試してみました！

①ペットボトルを半分くらいの位置で切る

最初に、1L・1.5L・2Lの中でいずれかのペットボトルを用意し、半分くらいの位置で切り離します。（筆者は1Lのペットボトルを使用しました） 上記のサイズがない場合、小さくなりますが500mlでも良いとのこと。 飲み口のキャップは使用しないため、捨てて大丈夫です。

②切り離した下部をコップ代わりにして、おおよその墨を振り洗う

次に、切り離したペットボトルの下部に水を溜めて、筆を振り洗います。 このタイミングで、おおよその墨を落としていきます。

③切り離した上部の内側に筆を押し当てながら、残りの墨を洗い落とす

今度は、ペットボトルの飲み口が付いた上部を使います。 ペットボトルの湾曲部分に、筆の根元を軽く押し当てながら残りの墨を洗い流していきます。 ペットボトルの口を排水溝に近づけて汚れた水を捨てていくと、洗面台に飛び散らずに墨を流すことができます。 全日本書芸文化院によると、筆は軸の中にも毛が入っており、その毛も墨を含んでいるため、筆の根元からも墨が出てこなくなるまで丁寧に洗うことが大切なのだとか。 最後に、筆の毛並みを整えながら水をきり、下向きに吊るしたら完了です。 使用したペットボトルを乾かした後は、二つを重ねておくと場所を取らずに保管することができます。 ペットボトルを使うだけで、洗面台を汚すことなく筆をきれいに洗うことができました！ 小学生でも簡単に実践できそうです。 このライフハックは、書道で使った筆だけでなく、絵の具で使った筆にも使えそうですね。