辛さに強い藤井聡太竜王は「おにカレー」、佐々木勇気八段「薔薇すし」連投…竜王戦2日目「勝負めし」
藤井聡太竜王に佐々木勇気八段が挑戦する将棋の第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第4局が16日、大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」で再開され、対局2日目の「勝負めし」が両対局者に提供された。昼食の時間を使って考えたいという挑戦者の意図を感じる昼の休憩入りとなった。 【動画】第37期竜王戦「特別映像」 佐々木勇気八段の天真爛漫バスケットボール
佐々木八段は前日と同じ「薔薇すし」のオーダーだった。「バラ縛りでもあるのかな」と兄弟子の勝又清和七段。昼食休憩時点の局面は佐々木八段が優勢で、自分の手番で休憩時刻を迎えた。持ち時間が減らない昼食の時間帯を使って考え、勝ちへの道筋を探ろうとする駆け引きだ。記録係が休憩を告げた後も、佐々木八段は5分ほど対局室に残って熟慮していた。
藤井竜王は「茨木 おにカレーセット」を注文した。ネパールのダルバート(定食)スタイルのカレーで、相当スパイシーな可能性もあるが、藤井竜王は辛さに強く、気にすることなく頼んでいる。(吉田祐也)