「パネルクイズ アタック25」 公式ファンブック発売。児玉清さんのエピソードも/大阪
ABC朝日放送で毎週日曜日に放送されている視聴者参加型クイズ番組「パネルクイズ アタック25」の放送40周年を記念した公式ファンブックがこのほど、講談社から発売された。司会を務める浦川泰幸アナウンサーは「出版のタイミングに立ち会うことができ、とても光栄です。アナウンサー冥利に尽きますね」などと話している。
1975年4月にスタート、現在も日本のクイズ番組長寿記録を更新中
同番組は1975年4月にスタートし、来年4月には放送開始40周年を迎える。4人の解答者がクイズに答え、25枚のパネルを取り合い、最終的に獲得したパネルの枚数多い解答者が海外旅行挑戦権を得るというユニークなスタイルが特徴となっている。いまや稀少となった視聴者参加型正統派スタイルで、現在も日本のクイズ番組長寿記録を更新中だ。 この本では、番組の歴史や収録の裏側をはじめ、出場までの道のりや攻略法など、ありとあらゆる角度から知られざる同番組の真実を一挙公開。36年にわたって、ライフワークとして番組司会を務めた故・児玉清さんの素顔や番組トリビアについても書かれている。
パネルの取り方極意や児玉清さんのプライベート写真
今回の発売に司会の浦川アナは「全国の書店に僕と角野友紀アナウンサー2人の顔が並ぶことに感動しています。それを見に、全国の書店を巡りたいぐらいです。書籍に関しては、特にパネルの取り方の極意について、実は、僕自身もまだまだ奥深さをきわめていないところがあるので、勉強したいと思います。また、番組のすべてがわかる本になっており、児玉清さんが磨き上げられた『アタック25』の極意も学び、少しでも近付きたいと思っています」と話している。 また、同番組の尾島憲プロデューサーは「40年すべての歴史が詰まった集大成の本であり、これを読めば、番組が『25倍』面白くなるような本になっています。未公開の写真をはじめ、初めて紹介するエピソードやトリビアなども満載、児玉清さんのプライベート写真ではお元気なときはもちろん、病床でも番組のことを考えてくださっていた様子など、番組ファンならずとも楽しめる内容になっています」などと話している。 ファンブックはB6判164ページで価格は1000円。全国の書店などで販売されている。