優勝戦1号艇を手にした塩田北斗がV最短/ボートレース津
ボートレース津の「第16回鳥羽一郎杯争奪戦」は8日、12Rで優勝戦が行われる。 強風が吹き、4日目と同じく安定板を装着。3Rからは予備ピットを使用して、2周戦に短縮された5日目。準優10Rはイン松尾拓と、差した濱崎直矢で順当決着となった。 11Rも中辻博訓が押し切り、西橋奈未が差して北陸コンビでワンツー。だが、西橋は前半の6Rで塩崎桐加、田上凜とともにフライングを切っていたため、3着に入った河野大が繰り上がりで優出となった。12Rは予選トップ通過の塩田北斗が一気に逃走。松村敏がさばいて2着を確保した。 優勝戦は1号艇から塩田、中辻、松尾、濱崎、松村、河野となった。インタビューで優出メンバー全員が口を揃えて「伸びはいい人はいる」と話していた森永隆が準優で姿を消したことで、伸びに関しては横並びの評価。「出足は一緒の人がいても、負けることはない」と自信を持つ塩田が一番人気を背負う。今年3回目の優勝へ、得意の強スタートを決めるか。
マクール