冬の風物詩・新巻きザケの天日干し始まる 富山市の鮮魚店
KNB北日本放送
きょうから12月です。富山市の鮮魚店では、贈答用の新巻きザケの天日干しが始まりました。 冬の風物詩、新巻きザケの天日干しは、富山市柳町の鮮魚河瀬で日の出前の午前4時から作業が始まり、荒縄につるされた600本のサケが店の軒先に並べられました。 下処理をしたサケを冬の冷たい風にさらすことで、うま味が引き出されるということで、5日間ほど行われます。 毎年、脂がのる8月下旬に北海道のオホーツク沖でとれたオスのサケだけを使っています。 店によりますとサケの漁獲量は年々減っていて、今年は過去一番の不漁で数の確保が難しかったということですが、例年通り身の厚いサケを揃えたということです。 店頭では今月6日から8日までの3日間販売され、インターネットでの購入もできます。