【J1残留争い】崖っぷちに追い込まれたアルビレックス新潟、最終節は宿敵が相手…残留条件はどうなる?
J1アルビレックス新潟は11月30日、第37節G大阪戦を0-1で落とした。降格圏内の磐田がFC東京に勝利したため、勝ち点差を3に縮められ、残留を決めることができなかった。神戸と引き分けた柏には得失点差で上回られ、17位の崖っぷちに。最終節でのJ1残留条件はどうなるか。 【表】残留争いの順位表と新潟の最終節残留条件 この日の結果、新たに札幌の降格が決定。残る1枠に磐田、新潟、柏が入る可能性がある。新潟と柏は、磐田と勝ち点差が3あるため、最終節は引き分け以上で勝ち点を1でも積めば自力残留が決まる。逆に磐田が勝利を逃した場合も、新潟と柏が残留する。 ただ、新潟の最終節の相手はJ1通算1勝6分け24敗と大きく負け越している浦和だ。しかも次戦は勝ったことのないアウェー戦。厳しい戦いが予想される。一方、磐田は鳥栖と、柏は札幌と、ともに降格が決まっているチームが相手となる。最悪のケースは得失点差の争いで順位が決する。 柏が負ければ勝ち点41で3チームが並ぶ可能性もある。残留争いは最後の点差まで目が離せない状況になってしまった。磐田が勝つと得失点差は少なくともー17となる。現在得失点差がー15の新潟は、もし浦和に負けても失点は最小限に抑えたい。得失点差でも並ぶと順位は総得点の多さで決まる。現在の総得点は磐田が47、新潟が44、柏が39となっている。 いずれにせよ、新潟は最終節に全力をかけるしかない状況となった。