クローゼ監督率いるニュルンベルク、計11点の乱打戦制す「攻撃面では良いスペクタクルだった」
ブンデスリーガ2部第10節が25日に行われ、ニュルンベルクがヤーン・レーゲンスブルクを8-3で下した。試合後のミロスラフ・クローゼ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えた。 【ハイライト】ニュルンベルク 8-3 ヤーン・レーゲンスブルク 早々に2点を先行したニュルンベルクは前半のうちに追いつかれたものの、45分にユリアン・ユストヴァンのゴールで勝ち越して3-2で折り返す。49分に再びレーゲンスブルクの同点を許したが、59分にユストヴァンが再度勝ち越し点を記録。74分にユストヴァンの“ドライアーパック”(1試合3得点)達成でリードを広げると、ニュルンベルクは終盤さらに3点を加え、8-3で打ち合いを制した。 ニュルンベルクはリーグ戦3連勝。一方、同クラブの日本代表FW奥抜侃志は3試合連続のメンバー外だった。 クローゼ監督はレーゲンスブルク戦後、「攻撃面では良いスペクタクルだった。私たちは肩の力を抜いてプレーすることができた。しかし、守備面では満足できていない。2-0でリードしているときは、もっと自信を持ってプレーしなければならない。私たちは一つか二つの状況を甘く見積もっていた。私たちはもっと攻めなければいけないし、ボールに対してもっとアクションを起こす必要がある」と、同試合の収穫と課題について語った。 今シーズンから率いるニュルンベルクで序盤はつまづき、一時は自身の手腕に対して懐疑の目が向けられたクローゼ監督だが、これで白星が先行。同監督は「3連勝となり、満足している。しかし、私にとって重要なことは、成長が続くことだ。サッカーとはそういうもの。一朝一夕にはいかない」と、目標の1部昇格に向けてさらなる改善に意欲を示した。 ニュルンベルクは30日にDFBポカール2回戦でホッフェンハイムと対戦。11月3日の次節リーグ戦ではハンブルガーSVとの上位対決に臨む。
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