リヴァプール戦で痛恨のPK失敗 批判集まるムバッペをレアル指揮官とモドリッチが擁護 「彼は並外れた選手であり、我々は辛抱強く見守らなければならない」
インパクトは残せず
CLリーグフェーズ第5節でリヴァプールと対戦し、0-2で敗戦したレアル・マドリード。CLでは現在36チーム中24位とギリギリプレイオフ圏内という位置に止まっており、昨季王者は苦戦している。 [動画]同点にする絶好のチャンスだったが…… ムバッペが痛恨のPK失敗 そんなこの試合で批判を浴びているのはキリアン・ムバッペだ。レアルのエースであるヴィニシウスやロドリゴを怪我で欠いた中で迎えたこの試合で大きな期待が寄せられたムバッペだったが、インパクトを残せず。1点ビハインドの中迎えた61分のPKも決め切ることができなかった。 コナー・ブラッドリーとイブラヒマ・コナテを攻略できず、簡単なパスミスも目立ったムバッペには批判が集まっているが、指揮官のカルロ・アンチェロッティは擁護した。 「キリアン・ムバッペは皆の支持を得ており、この困難な時期を乗り越えるだろう。彼は並外れた選手であり、我々は辛抱強く見守らなければならない。彼はうまくやっているし、順応もできている」(スペイン『MARCA』より) さらにこの試合スタメン出場したキャプテンのルカ・モドリッチもムバッペへの揺るぎない信頼を語っている。 「私たちは、彼がよくトレーニングし、自信を持っているのを見ている。彼が活躍することもあれば、そうでないこともある。特にPKはそうだった。でも、私たちは自信を持っているし、キリアンは期待に応えてくれると確信している」(スペイン『as』より) 今シーズンより念願だったレアルへの移籍を果たしたムバッペ。ここまでは公式戦18試合で9ゴール2アシストを記録しており、決して悪い数字ではない。しかし期待度があまりにも高かっただけに、レアル加入後は批判の方が目立つ状態になっている。 今シーズンも主力選手の負傷に悩まされるレアル。厳しい状況だからこそ、ムバッペの活躍を期待したいが、集まる批判を吹き飛ばすようなパフォーマンスをここから見せることはできるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部