埼玉西武ライオンズ・外崎修汰(C)産経新聞社

5月4日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 広島[4-1]DeNA 巨人[2-1]阪神 ヤクルト[7-7]中日 楽天[0-2]ロッテ 西武[5-4]ソフトバンク オリックス[3-1]日本ハム 広島東洋カープが逆転勝ち。広島は1点を追う7回、森下暢仁のこの日3本目となる安打でチャンスを作ると、野間峻祥の内野ゴロの間に同点に追いつく。さらに代打・松山竜平に1号3ランが飛び出し逆転に成功した。先発の森下は7回2安打1失点（自責0）の好投で3勝目。横浜DeNAベイスターズは先発のケイが7回途中3失点と試合を作るも、打線の援護に恵まれなかった。 読売ジャイアンツがサヨナラ勝ちで2連勝。巨人は1点を追う8回、丸佳浩のタイムリーで追いつく。1-1のまま迎えた延長10回には、吉川尚輝のタイムリーでサヨナラ勝ちを決めた。勝ち星こそつかなかったが、先発の菅野智之が7回1失点と好投を見せた。阪神タイガースは西勇輝が7回3安打無失点と好投も、リリーフ陣が粘り切れなかった。 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズの試合は、延長12回の末に決着が付かず、7-7の引き分けとなった。ヤクルトは序盤、オスナのタイムリーなどでリードを奪うと、6回には村上宗隆の8号2ランで突き放す。しかし終盤、中日が細川成也の2打席連続タイムリーなどで追いつくと、10回以降は両軍投手陣が得点を許さなかった。 千葉ロッテマリーンズが投手戦を制した。ロッテの先発・メルセデスは6回4安打無失点と好投。さらにリリーフ陣も無失点に抑えた。打線は8回、ソトの2号2ランで勝負を決めた。東北楽天ゴールデンイーグルスは先発の内星龍が8回途中2失点と好投も、打線の援護がなかった。 埼玉西武ライオンズがサヨナラ勝ちで3連勝。西武は3-3の7回、源田壮亮のタイムリーで勝ち越しに成功。直後に追いつかれるも、4-4のまま迎えた延長10回、外崎修汰の一打で勝負を決めた。福岡ソフトバンクホークスは終盤に追いつくなど粘ったが、4番手の津森宥紀が粘り切れなかった。 オリックス・バファローズが連敗を4で止めた。オリックスは西川龍馬のタイムリーなどで3回までに3点をリード。投げては先発のエスピノーザが、6回1失点の好投で今季4勝目を挙げた。北海道日本ハムファイターズは先発の加藤貴之が6回3失点（自責2）と試合を作るも、打線が繋がりを欠いた。