望月ヘンリー海輝と高井幸大が初招集! 森保一監督「思い切ってチャレンジしてほしい」
日本代表を率いる森保一監督が、初招集となった望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)と高井幸大(川崎フロンターレ)に言及した。 9月に行われるFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)に臨む日本代表メンバーが29日に発表され、27名が招集。その中で望月と高井がA代表に初選出された。 両選手を選出した理由について森保監督は「所属チームで存在感のあるプレーをしていることで評価をさせて頂きました」とコメント。そして、高井については「オリンピックに出て、国際試合でも非常に高いポテンシャルとクオリティのあるプレーを見させてもらったということが大きいです」と評価している点を明かしながら、次のように続けた。 「まだ完成された選手ではないと思いますので、これから日本代表の戦力として活動を通じて、経験を積んでもらいながら、よりいい選手に成長してもらい、日本代表の戦力としても成長してもらえるかなと。所属チームの川崎でもさらにチームの中で存在感を発揮してもらえることを願いながら招集させて頂いています」 また、望月に関しては「シーズン当初はレギュラーと呼べるような使われ方はしていなかったと思いますが、ここのところ監督、チームの信頼を得てレギュラーとして存在感を発揮していることを評価させてもらいました」と語りつつ、期待を口にした。 「非常にフィジカル能力が高く、サイズ的にも魅力、サイドバックとして上下動ができる。守備の部分ではまだまだ改善しなければならないところはあると思いますが、落ち着いてビルドアップにも関われる。ときにはターゲットとして高さを生かして攻撃の起点になれるところであったり、守備の部分でもボールを奪いに行くという果敢な姿勢を見せてくれていることを、コーチ陣とともに彼のプレーを追わせて頂き、評価して代表招集させて頂きました」 「先ほどの高井と同じく、チーム活動を通してどれくらいできるかはまだまだ見ていかないといけないところはあると思いますが、チームでやっていること、これまで経験してきたことを自信を持って思い切ってチャレンジしてほしいと思います。ここで完成している選手だと思って招集しているわけではありませんので、この先さらに伸びしろを見せてもらえるように思い切って、活動を通して自分の力を発揮してほしいなと思います」 日本代表は、5日に『埼玉スタジアム2002』で中国代表と、10日(日本時間11日1時キックオフ予定)には『バーレーン・ナショナル・スタジアム』でバーレーン代表と対戦する予定となっているが、果たして初招集された望月と高井に出場機会は訪れるのだろうか。
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