東洋大姫路が秋季近畿大会優勝、17年ぶり4度目
来春の選抜高校野球大会につながる秋季近畿地区高校野球大会最終日は4日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で決勝があり、東洋大姫路(兵庫1位)が智弁和歌山(和歌山1位)を5-1で下し、2007年以来17年ぶり4度目の優勝を飾った。東洋大姫路は20日に東京・神宮球場で開幕する明治神宮大会に近畿地区代表として出場する。 【写真】智弁和歌山を5-1で破り、マウンドで優勝を喜ぶ東洋大姫路ナイン 東洋大姫路は0-0の三回に打者10人の攻撃を仕掛け、見村の適時二塁打、白鳥の2点適時打、渡辺裕の適時打で4点を先行。四回には高畑のスクイズ(記録は犠打失策)で加点した。 投げては、エース阪下が140キロ前後の速球で打者の胸元を突いて打たせて取った。7安打されながらも要所で崩れず、1失点完投した。 近畿大会には2府4県の府県大会を突破した16校が出場。戦績は来年3月開幕の選抜大会の出場校選考において重要な資料となる。近畿地区の一般選考枠は6。 東洋大姫路は今年、17年ぶりに秋季兵庫県大会を制覇。近畿大会では1回戦で龍谷大平安(京都2位)に9-0で七回コールドゲーム勝ちし、準々決勝では大院大高(大阪3位)を4-0で破った。準決勝では天理(奈良1位)に11-3で七回コールド勝ちし、決勝に駒を進めた。選抜大会への出場はほぼ確実となっている。 兵庫勢の秋季近畿大会優勝は、09年の神戸国際大付以来15年ぶり。 東洋大姫路は明治神宮大会で、初日に聖光学院(東北・福島)と1回戦を戦う。