今秋ドラフト目玉候補の明大・宗山塁が同点タイムリー プロのスカウト注目の中、勝負強さを発揮【東京六大学野球】
◇20日 東京六大学野球秋季リーグ戦 早大3―3明大(神宮)=延長12回 明大は3点を追いかける7回、24日のドラフト会議で複数球団からの1位指名が予想される宗山塁内野手(4年・広陵)が同点適時打を放った。 今秋ドラフトの目玉候補が日本ハムの栗山チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)らスカウトの前で勝負強さを発揮した。1点差に追い上げて迎えた7回2死一、三塁で右前に転がす同点適時打。首位決戦はこのまま両校が譲らず、引き分けとなった。 この一戦を落とした場合、自力優勝の可能性が消滅していただけに、宗山は「全員でつないで追いついた。負けなかったのは良かった」と振り返った。すでに広島が1位入札を公表。勝ち点4で首位に立ってドラフト会議を迎えるには、早大戦の連勝が必要。「明日は先に点を取って、こっちのペースにしたい」と気を引き締めた。
中日スポーツ