「前線側の僕自身含め、決めきるところ」4戦未勝利に…再び絶好機逸の三笘薫が改善誓う。ブライトンとパレス、明暗を分けた差は?
「こういう試合はディテールで決まる」
現地時間12月15日に開催されたプレミアリーグ第16節で、三笘薫を擁する7位のブライトンは、鎌田大地が所属する17位のクリスタル・パレスとホームで対戦。1-3で敗れ、4戦未勝利となった。 【動画】開始わずか3分!三笘に2試合連続でビッグチャンス到来 ブライトンは序盤からチャンスを作るも先制点を奪えずにいると、27分にCKから失点。さらにその6分後にもネットを揺らされ、2点ビハインドでハーフタイムへ。後半は4バックからより攻撃的な3バックに変更し、反撃を目ざしたが、依然としてゴールが遠い。 結局、82分にリードを3点に広げられた直後に、相手のオウンゴールで1点を返すのが精一杯で、下位に沈むパレスに完敗を喫した。 この一戦で鎌田は60分から出場し、出場停止期間などを経て1か月ぶりにピッチに立った一方、ブライトンのエース格である三笘はフル出場。ただ、前節に続いてビッグチャンスを逃すなどし、チームを勝利に導くパフォーマンスは見せられなかった。 三笘は試合後、『U-NEXT』のインタビューに対応。「セットプレーと簡単なミスで試合を変えてしまった。相手にやられた印象だし、良い試合運びはできていたけど、こういう試合はそういうディテールで決まる」と厳しい表情で語った。 ブライトンは試合運びと内容こそ決して悪くないものの、勝ち切れない状況が続いている。改善に向けては、「前線側の僕自身含め、決めきるところと、ミスを少なくするところが必要」と伝えた。 31歳の若き指揮官、ファビアン・ヒュルツェラーが率いるチームは、よりディテールにこだわり、隙のない集団となれるか。ここから再び上位に顔を出したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部