長谷部誠と最も共闘したのは? 出場試合数ランキング7位。相性抜群!? 日本を代表する闘将
先日、23/24シーズンのブンデスリーガ最終節が行われ、元サッカー日本代表の長谷部誠(フランクフルト)は大歓声を受けながら現役最後の試合を終えた。Jリーグ、そしてドイツで長く活躍した長谷部と、最も多くの試合で苦楽を共にした選手は誰なのだろうか。今回は、偉大なる「カイザー(皇帝)」のキャリアを振り返りながらランキング形式で紹介する。
7位:田中マルクス闘莉王(元日本代表) 生年月日:1981年4月24日 クラブ:浦和レッズ 試合数:157試合 2004年にサンフレッチェ広島から浦和レッズへ移籍した田中マルクス闘莉王は、すぐにレギュラーに定着した。対人守備に絶対的な自信を持っており、フィジカルの強さを活かしてゴールを守り抜く闘将だ。 彼には普通のDFと決定的に異なる特徴があり、それが積極的に前線へ攻め上がること。コーナーキックの時だけではなく、流れの中でスルスルとポジションを上げて攻撃に参加するプレーは、闘莉王だけにしかない魅力の1つだ。浦和がJ1初優勝を成し遂げた2006シーズンには、チーム2位となるリーグ戦7ゴールを記録。FW顔負けの得点力を発揮している。 そんな闘莉王のタイミングの良い攻撃参加の陰には、中盤で2ボランチを組む鈴木啓太と長谷部誠の絶妙なバランス調整がある。同選手が前線へ駆けあがった際には鈴木が最終ラインに入り、長谷部と共に空いたスペースをカバーした。 その長谷部と闘莉王は、2002年から2007年までの5年間にわたり、157試合で共闘している。特筆すべきは、両者が共にピッチに立った時の「平均勝ち点」が高いことだ。1試合当たりの平均勝ち点は「2.11」を記録し、これは長谷部と共闘したランキングトップ10の選手たちの中で最も高い数字。もちろん、勝ち点はチーム全員の活躍があって手に入るものだが、このあたりからも2人の相性の良さが伺えるだろう。
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